あらすじ

――歴史とは、一本の道なのだろうか。 私たちは、自分たちの世界しか知らない。だから、歴史は一つしかないと思っている では、もし――大航海時代が五百年遅れていたら? もし、近代国家への移行が進まず、王朝と帝国が二十一世紀まで生き残っていたら? そして、歴史は始まる。 二〇七〇年。 大航海時代が五百年遅れた世界では、いまだ王朝と帝国が世界を支配していた。 ドイツでは、ハプスブルクの君主が二〇三九年に国家を統一。 その勢いのまま軍備を拡張し、海外へ進出した。 だが、その膨張は周囲の列強との対立を生んだ。 西にはフランスとオランダ。 海にはイギリス。 南にはスペイン。 そして東には、巨大な陸軍を擁するロシア帝国。 やがて欧州を覆った緊張は、一つの戦争へと変わった。 ドイツ士官候補生エリアスは、数々の出会い、数多の戦場と交錯し、歴史に抗 っていくことになる。 これはもう一つの、私たちが出会うことのない、ささやかな歴史なのだ。

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小説を読もう2026/09/09
  • 現在の作品鉄騎レガリア~欧州独軍歴史改変録~