あらすじ
鬼頭ひかる、21歳。
コンビニのバイトリーダーにして、魔法少女《マジカルフェアリー》をこよなく愛する究極のオタク。
ある夜、ひかるは髪がすべて抜け落ちる悪夢を見た。
そして目を覚ますと――
本当に抜けていた。
翌朝には残量50%。
バイトは休めない。帽子では隠せない。
そこでひかるが手にしたのは、最推し・如月キララの鮮やかなピンク色のウィッグだった。
ところが出勤先では転売ヤーと揉め、少女を助けるため大立ち回り。
その最中、ウィッグまで吹っ飛んでしまう。
絶体絶命のひかる。
だが露わになった頭皮には――なぜか魔法陣が輝いていた。
「なんじゃこりゃーー!!」
髪は減る。事件は増える。魔法まで出てきた。
これは、世界を救うより先に自分の髪を救いたい21歳が、本物の魔法少女になってしまう物語――かもしれない。