あらすじ
もし、自分にしか見えない「色」があったら。
それは、特別な力なのかもしれない。
あるいは、自分だけがおかしいということなのかもしれない。
10歳の少女リオは、勉強が苦手で、運動だけが得意な、どこにでもいる子どもでした。
ただひとつだけ、普通とは違うところがありました。
リオには、他の誰にも見えないものが見えています。
やがて彼女は、それがこの世界に存在する「色」なのだと知ることになります。
この星には、かつて二つの人類がいました。
世界を理解し、知恵によって文化を発展させてきた「知恵の種族」。
そして、世界そのものが色で満ちて見えていた「彩りの種族」。
歴史書には、こう記されています。
『彩りの種族は、大昔に絶滅した』
しかし、それは真実ではありませんでした。
リオが見ている「色」は、一体何なのか。
なぜ彼女にだけ見えるのか。
そして、誰も知らない歴史の向こうには、何が残されているのか。
物語は、ひとりの少女が「見えているもの」をきっかけに、世界の境界へ触れていくところから始まります。
※この作品は、アニメーション作品を想定した脚本形式で書かれています。小説とは異なる形式になっていますので、ご了承ください。