あらすじ
佐藤竜馬。二十九歳。
趣味は特になし。ただしゲームは好き。
音楽には興味がなかったが、たまたまサブカルの曲を聴いたのをきっかけに、俺は中国産のゲームを始めた。
特別に思い入れがあるわけでもなかった。
それでもいつの間にか、そのゲームたちはきつい夜勤バイトを耐えるための支えになっていた。
そんなある日。
コンビニの倉庫の壁に、穴が開いた。
目を覚ますと、そこは知らない世界だった。
——そして俺は、あの頃の推しを呼び出せることに気づく。
誰も俺に何も求めない世界で。
いつか友達になる英雄たちの、飯を作る。
それが俺のスローライフだ。