あらすじ
日本の近未来学術都市ことK県冴羽《さえば》市。海と山に囲まれたこの町は国立千笠《ちがさ》大学を中心とした学園都市だ。
そんな町に暮らす一人の女子高生。名前を津々原《つづばら》恋好《ここ》。メカニックに憧れる理系ガール!
しかし彼女は、「鳥さんがお腹を痛そうにしていたから」と飼っている鳥のお腹を切開してしまうような、少し「サイコパシーな」女の子。そんな彼女には歳の離れた兄、一好《かずよし》がいる。
ある日、千笠大学で人工知能とロボット工学を研究している一好が行方不明に。行方を探して兄の部屋に侵入した恋好の前にあったのは、「ゴツいハエトリグモみたいな」形をした搭乗型ロボットであり……?
「君の前にいるのはミスター・P/e《ポオ》。俺の代わりに恋好のことを気にかけてくれる」
自身の「サイコパシーな」性格のせいで度々周囲に迷惑をかけてしまいそうになる恋好。しかしその度に「ミスター・P/e」がフォローを入れてくれて……?
P/eと親しみ始めた頃、兄一好が所属していた学科の「車の自動運転AI」について研究していたチームで事故が起こる。屋外の「自動運転走行試乗場」で、突如AI搭載の車が暴走しコースアウト、試乗場外の海へ転落してしまう。そして不運にも、その車には学生が一人搭乗しており……?