あらすじ

時は三国、建興二年――。 成都を発ち、漢の各地を巡る二人の若者、伯松と紹先。 人を観ることを好み、何事にも「なぜ」と問う伯松。 剣を取れば並ぶ者なく、考えるより先に身体が動く紹先。 性格も得手もまるで違う二人は、旅の先々で奇怪な事件に遭遇する。 山奥から聞こえる童子の泣き声。 女子供を攫うという狒狒の化け物。 人の消える里。 夜ごと囁かれる怪異の噂。 鬼神の仕業と恐れられる出来事を追い、二人は証言を集め、痕跡を辿り、その裏に隠された真相へ迫ってゆく。 「化け物の仕業ではないのか?」 「さて。それを確かめるんじゃないか」 知で謎を解く伯松と、武で道を切り拓く紹先。 魏・呉・漢が天下を分かつ時代。 二人の若者が歩く先には、怪異と謎、そして人の心が待ち受ける。 ――鬼神を追えば、人の業に辿り着く。 三国志の時代を舞台にした、中華歴史ミステリー。 『三国捜神記 伯松と紹先』

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カクヨム
カクヨム2026/09/09
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