あらすじ
一ノ瀬 陽葵(いちのせ ひまり) 18歳
高校三年生。
指定難病を抱えている。
明るく前向きな性格だが、本当は病気への不安を誰よりも抱えている。
「普通の人生」を諦めかけていたが、凛音との出会いで少しずつ変わっていく。
物語の語り手となる主人公。
白石 凛音(しらいし りおん) 17歳
高校二年生。
陽葵と同じ病院に長期入院している。
病状は陽葵より重く、余命宣告を受けている。
無口で落ち着いているが、心を開いた相手には優しい。
絵を描くことが好き。
陽葵と恋に落ちる。
【主治医】
神崎 蒼真(かんざき そうま) 32歳
二人の主治医。
若くして優秀な医師。
爽やかな雰囲気で患者からの信頼も厚い。
常に冷静だが、患者を救えない無力感に苦しんでいる。
物語後半の重要人物。
【陽葵の母】
一ノ瀬 美咲(いちのせ みさき) 45歳
陽葵の母親。
娘を愛しているがゆえに過保護。
病気や将来を心配するあまり、陽葵の恋愛に反対する。
【陽葵の父】
一ノ瀬 恒一(いちのせ こういち) 47歳
陽葵の父親。
寡黙で厳しそうに見えるが家族思い。
娘を守りたい気持ちと本人の意思を尊重したい気持ちの間で葛藤する。
【凛音の兄】
白石 湊(しらいし みなと) 22歳
凛音の兄。
両親に代わり妹を支えてきた。
不器用だが妹思い。
陽葵との関係を最初は認められず衝突する。
【看護師】
月島 玲奈(つきしま れな) 26歳
病棟担当の看護師。
患者たちから慕われている。
時に姉のように、時に友人のように二人を支える存在。
【作品テーマ】
難病と闘う二人の少女。
病気だけでなく、家族の反対、周囲の偏見、社会の冷たさにも向き合いながら愛を育んでいく。
限られた時間の中で生まれた恋と、生きる意味を描く感動の百合作品。