あらすじ

「甘えてくる女のほうが可愛い。君も少しは見習ったらどうだ?」 何でも自分で済ませる伯爵令嬢ユリアーネは、婚約者にそう言われた。だから早速お願いした。「今夜は、私と踊ってください」 答えは、いつもの「彼女が先だ」。 人に頼むのは下手だけれど、このままの結婚は嫌だと伝えることはできた。両家の前で婚約を解消したあと、手を差し出したのは、彼の兄だった。 「俺に頼めばいい。今日は、何をしたかった?」 翌朝のお迎え。好きな色の髪飾り。人前で、自分だけに向けられる一言。お願いするたび、兄は嬉しそうに叶えてくれる。弟はなぜか、そのたびに文句を言いに来る。 ――甘えてほしいと言いましたよね。相手まで指定される覚えはありません。 今度のお願いは、私のほうから。あなたにも、私を頼ってほしいのです。

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小説を読もう2026/09/09
  • 現在の作品「甘えてくる女のほうが可愛い」と言われましたので、私も上手におねだりします ~でも甘える相手が兄だと、婚約者は面白くないそうです~