あらすじ

灰色連峰の危機を乗り越え、テオとアースは王都へ帰還する。出迎えたリリーは真っ先にアースに駆け寄り、手紙でしか知らなかった二人がついに対面を果たす。フィッツジェラルド伯爵の計らいで、一同は第5章で登場した料理店『煌宴亭』へ。ルーカスの料理でにぎわう食卓で、リリーとアースは精霊の扱いの違いなどを語り合い、すぐに打ち解ける。 賑やかな祝宴の裏で、テオは一人中庭に出て「自分の前世の記憶が、弟に危険な仕事を負わせてしまった」という迷いを抱える。それに気づいたリリーは、「あなたが持ち込むものはいつも誰かを助けたいから生まれている」「アースは自分の意志で決めたこと」とテオに語りかけ、彼の心を少しだけ軽くする。 宴の終わり、伯爵はルーカスに「近いうちに外交の宴の会場として店を借りたい」とひそかに耳打ちする。その夜、自室でスケッチを見つめ直すテオをよそに、王都では伯爵の書斎とグレゴリー邸、それぞれの窓に灯りがともり続けていた。

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小説を読もう2026/09/09
  • 現在の作品異世界鉄道王物語 ~第11章~ 煌宴亭の夜、それぞれの想い