あらすじ
修学旅行を目前に控えた、ある高校のクラス。
担任の水野直人は、生徒たちから慕われる教師だった。
「生徒自身に考えさせること」
それが、水野の教師としての信念だった。
しかし、修学旅行当日。
生徒たちを乗せたバスが、突然事故を起こす。
多数の死傷者を出した、悲惨な事故。
そして、生き残った生徒たちには――
事故前後の記憶に大きな障害が残っていた。
そんな生徒たちに用意されたのは、最新のVR技術を利用した「記憶再構築治療」。
失われた記憶を取り戻すため、生徒たちは仮想世界へ入っていく。
そこに再現されていたのは、事故が起こる前の学校。
友達との何気ない会話。
教師との日常。
そして、修学旅行までの日々。
しかし――
ゲームが進むにつれて、生徒たちはある「違和感」に気づき始める。
記憶の中にいる、担任・水野直人。
その姿は――
彼らが知っている「先生」とは、あまりにも違っていた。
なぜ、記憶の中の先生は「悪役」なのか。
なぜ、自分たちはその記憶を忘れていたのか。
そして――
このゲームを作ったのは、一体誰なのか。
失われた記憶を取り戻すほど、真実へ近づいていく。
これは――
「先生」を信じた生徒たちが、
記憶の中に隠された真実を探す物語。