あらすじ

近未来。ゴミを高効率でエネルギーへ変換する新型ゴミ箱が、全国に普及していた。 ある夜、そのシステムが突然変わる。 正しく分別して捨てれば、低確率で数億円の特別報酬。 警告を無視して間違ったゴミを投入すれば、ゴミ箱は致命的な爆発を起こす。 二十八歳の会社員である「私」は、駅前で拾った一本の空き缶を捨て、三億円を手にする。 その直後、道路の向こうで一人の男が死んだ。 死者を出した制度は、やがて人々の行動を変えていく。 街からゴミが消え、分別率は上がり、発電量も増えていく。 そして社会は、「危険な制度を止めるべきか」という問いに直面する。 報酬と恐怖によって、人間の行動はどこまで変えられるのか。 利益を生む危険な仕組みを、社会は本当に手放せるのか。

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カクヨム
カクヨム2026/09/09
  • 現在の作品不法なゴミ捨て