あらすじ
折り紙の先生をしていたちえこが目を覚ますと、
そこは見知らぬ森の中。
身体は、5・6歳くらいの子どもに?!
どうやら異世界に転生したらしい。
それはまあ、仕方ない。
問題は、この世界に「紙」があるかどうか…
森で出会った少年アルから、
くしゃくしゃの紙をもらったちえこは、紙飛行機を折る。
それが、この世界で初めての折り紙。
そして、食事をくれたおばあちゃんへのお礼に、
伝承のゆりを一輪。
ただ、折り紙しただけだったのに
翌朝、枯れかけていた村の作物が、一晩ですべて実っていた。
「なぜ折れる?」
「いっぱい折ったから」
魔法のことなんて分からない。
特別な力、たぶんない
ただ、折り紙のことなら、知ってる
折り紙のない異世界に、
一枚の紙から、少しずつだけど、なにかが生まれていく。
これは、チョコと呼ばれるようになった折り紙オタクと
まだ、折り紙を知らない世界の物語。