あらすじ
俺には、家が隣同士の幼馴染がいる。
名前は桜井美咲。
小さい頃からずっと一緒だった俺たちは、昔は仲が良かった。
……なのに、今では顔を合わせれば喧嘩ばかり。
「また私のプリン食べたでしょ!」
「知らねーよ!」
「最低!」
そんな最悪な関係のまま、高校生になった俺たち。
ところがある日、美咲のもとに一通のラブレターが届く。
美咲はその告白を断った。
理由は――
「私、好きな人いるから」
その言葉を聞いた瞬間、なぜか俺の胸はモヤモヤし始める。
幼馴染だから気になるだけ。
ただの負けず嫌い。
そう思っていたはずなのに――。
学校での出来事、二人きりの時間、昔の思い出。
少しずつ変わっていく距離。
そして俺は気づいていく。
ずっと「仲が悪い」と思っていた幼馴染は、実は誰よりも俺の近くにいたことに。
果たして、仲の悪い幼馴染二人は恋に落ちるのか――?
**「俺たちは、幼馴染。それ以上でも、それ以下でもない……はずだった。」