あらすじ
最初はケーキだった。双子なので顔が同じという容姿を悪用される。一つを食べたのは姉だと嘘を吐き、次は妹として二つ目のケーキを食べていた。その時、平然となりすまし、自分に成り代わられた不愉快感と恐怖に妹を妹として扱うことをやめた。気分は最悪だ。この気持ちは親に叱らせてもずっと残る。双子という特殊な環境を自分の都合のいいように使おうとする悪癖は婚約者ができても変わらなかった。姉の婚約者に一目惚れしたことで、妹の婚約は破談になった。だからといって、双子だから入れ替えられるという願望など現実では叶いはしないというのに。