あらすじ
結婚目前、長く付き合った恋人の浮気を目撃した小池怜央
怒りと虚しさのまま、友人に連れられて足を踏み入れたのは、これまでの人生で一度も縁のなかった"風俗店"だった。
そこで出会ったのは、ミユキと名乗る掴み所のない女
媚びない
縋らない
過去を語らない
なのに、妙に真っ直ぐで、自由で、人としての輪郭がはっきりしている
彼女の奔放さに戸惑いながらも
怜央は少しずつ
彼女に惹かれていく
やがて知っていく、彼女の過去
だけどそれは、同情を誘うための傷ではなく
彼女自身が選び、抱えてきた人生だった
身体を買う場所で
怜央が拾ったのは
誰にも踏み荒らされていない"心"だった