あらすじ

渋谷が異世界になっても、生ミルクティーは売ってる。 あたし、神宮寺あかり。三千十九歳。本業は異世界の悪役令嬢で、渋谷ではギャル。百回目の家出先で、ホストと朝カラでぶち上がってた二か月の途中に、街ごとS級ダンジョンに飲み込まれた。スクランブル交差点は奈落の谷になって、109は上が雲の中。 魔力は消えた。残ったのは、遠くしか見えない千里眼。仕方ないので、坂の端に机を出して、人探しの占い屋を始めた。一回、生ミルクティー一杯。なければ食べ物。 三日おきに来る帽子のオッサンは、相談料が干し肉で、悩みが「部下と話が続かない」。魔王なのに。そのうち「家出した娘を探してほしい」と言い出した。派手な髪で、甘い物を口から離さなくて、口が悪い娘らしい。 うちの客、そういうの三人はいるんだけど。 千里眼は、近すぎると見えない。目の前に座ってる客のことも。

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カクヨム
カクヨム2026/09/08
  • 現在の作品街ごとS級ダンジョンに飲み込まれた悪役令嬢、生きるためにギャルのふりして占い屋をはじめたら、気づけばオッサン魔王の人生相談にのってるんだけど!