あらすじ
舞台は王都『ランドーラ』
そこは毎日がお祭りのように賑わう『楽園の都』である。
民衆たちは今日も今日とて忙しくも充実した毎日を送っている。
しかし、平和を享受しているその裏では、この世のあらん限りの犯罪が当然のように行われていた。
強盗、殺人、拷問、奴隷、密売などなど……。
そういった場所も、悪人にとってもまさに『楽園の都』であった。
そんな歪んだ治政を正す為、革命軍『鋼翼の鷹』の所属であるアーネ・モネトスは、王都にスパイとして潜入していた。
――はずだった。
「君と俺が『結婚』することだ」
暗殺者に捕らわれ、正体までバレたのに、言い渡させるのは死刑宣告ではなくまさかの婚約だった。
「意味が……解りません……」
アーネの果てしなく長い『暗殺者の嫁』生活が、そこから始まる。