あらすじ

アルティメット――それは、原則として審判のいないニュースポーツである。 反則も、接触も、際どいキャッチも、判定するのは選手自身。 意見が食い違えば、敵同士で話し合わなければならない。 十北学園高校アルティメット同好会部長・銀城英二。 対する市立北緑高校の部長・諸岡小丸。 互角の試合の中、二人の前に次々と微妙な判定が現れる。 触ったのか。 触っていないのか。 見えたのか。 そう思っただけなのか。 嘘をついていなくても、人間は間違える。 そして「分からない」からといって、相手が正しいとも限らない。 勝敗、公平、確信、思い込み。 一枚のディスクをめぐって判定が反転するたび、人間の認識そのものが揺らいでいく。 審判なきコートで行われる、高校生たちの高速スポーツ心理戦。

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カクヨム
カクヨム2026/09/08
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