あらすじ
「わたくしが学んだことは、誰にも、それこそ神にも奪うことはできません」
学園卒業後、いずれは「祭壇の上で眠る『器』」となる運命の、聖女シャノン。
限られた時間の中で、真理を追い求める彼女の前に、デリカシーゼロで偏屈な学年首席のクレイグが現れる!
「得た学びをどこで活かすつもりなんだ。祭壇の上で見る夢か?」
最悪な問いかけに激怒し、クレイグに強く反発したシャノン。
しかし翌日、彼女が読みかけていた本には、一行の「謎のメモ」が挟まれていて――。
のちに国家を揺るがす『禁忌の魔術』を編み出した男と、運命にあらがった聖女、二人の出会いのものがたり。
※本編『国家転覆は狙っていません!――教会に対する、兄姉弟の隠蔽は完璧なはずでした――』の、すべてのはじまりとなる前日譚(スピンオフ)。