あらすじ

製薬会社の開発部で20年、品質管理をしてきた神崎凌は、会社の資材倉庫にある扉から、週末と平日の夜だけ異世界へ通うことになった。 手にしたスキルは〈鑑定〉〈収納〉〈錬金〉。 だが錬金術の製法には、素材名と数しか書かれていない。温度も純度も、工程の注意書きすらない。――仕様書としては落第だ。 町の錬金術店「灰の匙」で、凌は知る。 この世界では、同じ薬草を使っても品質がばらつき、ポーションの効き目も一本ごとに違うことが当たり前なのだと。 なら、測って、記録して、変える条件は一つずつ。 毎回同じ品質のポーションを作ればいい。 すごい魔法は使えない。ただ、失敗しない。 37歳の会社員が、食いしん坊の水色スライムと始める、地に足のついた異世界錬金生活。

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カクヨム
カクヨム2026/09/08
  • 現在の作品失敗しない錬金術師 ~製薬会社で20年品質管理していた俺、異世界では「毎回同じ品質」が規格外らしい~