あらすじ
王立セントローズ魔法学院の入学式。
首席入学生アルベルト・クロイツは、突如として前世の記憶を取り戻し、大講堂で叫んでしまう。
「これ、『夢薔薇姫ファンタジア』じゃねーか!!!」
ここは前世で愛した乙女ゲームの世界。ところが、その叫びに反応したのは一人や二人ではなかった。
「キミも転生者なのか!?」
「夢薔薇姫をご存じですの!?」
入学式後、ヒロインのユメノと五人の攻略対象を除く全員が会場に残留。調査の結果、現代日本から転生したユメファン愛好家が、なんと二百三十一人もいることが判明した!
奴隷制度、飢饉、貧富の差、児童労働――ゲームでは背景設定だった問題も、実際に暮らしてみれば放置できない。
「ヒロインたちの恋愛イベントは邪魔しない。その代わり、背景の世界は俺たちで修繕しよう!」
こうして転生者たちは、それぞれの知識と職能と圧倒的な人数を武器に立ち上がる。
攻略対象がヒロインと雨宿りしている間に下水道を整備し、図書館イベントの裏で奴隷契約を無効化。文化祭では憲法を起草し、卒業舞踏会の隣室で王政を終わらせる!
推しの青春を全力で見守りながら、モブ二百三十一人が異世界を作り変える、集団転生×推し活×国家改革コメディ!