あらすじ
高校二年生の御門諫は、どこにでもいる普通の高校生だった。
毎日学校に行き、放課後はアルバイトをする。
特別不幸なわけでもないし、毎日が嫌で嫌で仕方がないわけでもない。
ただ、少しだけ、気に入らなかった。
自分の思い通りにならないこと。自分を否定されること。自分と違う考えを持たれること。
そんな小さな「嫌なこと」が積み重なっていく中、ある夜諫は一人の少女と出会う。
そして、彼女はこう告げた。
「あなたが嫌なこと、全部全部いいことにしてあげる」。
これは一人の少年が望んだ世界の物語。
それは果たして、本当に「理想郷」だったのだろうか。