あらすじ
魔法があって、魔物もいる。そんな世界。
小さな町の宿屋に生まれた少女は、泊まりに来る冒険者や旅人たちから聞く外の世界に憧れながら、平穏な毎日を送っていた。
そんな彼女には、一つだけ不思議なものがあった。
自分のものではない、どこか別の世界の断片的な記憶。
けれど、そんな記憶があったところで、特別な力があるわけでもない。
魔物は怖いし、魔法の使い方すら分からない。
やがて一人の魔法使いとの出会いをきっかけに、少女は魔法を学び始める。
いつか自分も、あの人のような魔法使いになりたい。
これは、宿屋の娘だった一人の少女が、まだ知らない世界へ踏み出していく物語。