あらすじ
現実世界に絶望し、ただ二度と目覚めぬ「永遠の眠り(死)」だけを望んでいた主人公。
しかし、虚偽に満ちた女神に騙され、望まぬ異世界転生を強制されてしまう。
「さあ、世界を救うためにクエストをこなしなさい」脳内に響く無機質な声は、自らを『女神の加護』と称した。
だが、その実態は――人を殺せば殺すほど強くなる、狂気の**【大量殺戮の呪い】**だった。1人、10人、100人――命を奪うたびに、世界の限界を超える『聖級能力』が解放されていく。
「なるほどな、クソ女神。世界を救えと言いながら、俺に大虐殺を強いるわけだ」人を殺すことに快感など覚えない。
これはただの冷徹な『作業』だ。
だが、あの詐欺師(女神)への最高の報復は、あいつが守ろうとしたこの歪んだ世界を、中身ごと粉々に叩き割ること。
主人公は、生前に浴びるほど読んできた『異世界小説』の膨大な知識を武器に、世界の底流にある法則(ルール)をハッキングし始める。
封鎖された村の可憐な孤兒として大人の大人たちに甘え、『帝国白金貨』という巨万の地下軍資金を服の裏地に縫い付け、身の丈ほどもある傑作の長剣を背負い、理不尽なる『貴族戦争』の最前線へと身を投じる。
すべては、この狗屎(クソ)みたいな箱庭を内側からじわじわと腐らせ、女神の喉元を喰い破るために。
――世界を救う『英雄(聖人)』の仮面を被った、世界を終わらせる『魔王』の、冷徹なる復讐劇が今、幕を開ける。