あらすじ

卒業記念舞踏会の夜、公爵令嬢リディアは第一王子ユリウスから婚約破棄を告げられる。 男爵令嬢ミレイユを階段から突き落とし、教科書を破り、毒を盛った悪女として断罪されたリディア。しかし、彼女は泣くことも許しを請うこともなかった。 リディアは知っていたのだ。 自分が恋愛物語の悪役令嬢であり、このままでは公爵家もろとも処刑されることを。そして、リディアを失った王国が、無能な王子と自称聖女によって滅亡することを。 運命を変えるため、リディアは十年もの歳月をかけて証拠と財力、人脈を積み重ねていた。 迎えた断罪の舞台で、リディアは王子たちの嘘を次々と暴いていく。さらに、婚約破棄によって王家との関係が切れたことを理由に、これまで公爵家が立て替えてきた莫大な費用の返済を要求する。 支払えないのなら、鉱山も港も徴税権もいただきます。 これは、悪役令嬢として殺されるはずだった少女が、自分を捨てた王家へ請求書を突きつけ、滅びゆく王国を合法的に買い戻す物語。 やがて彼女は、対等な相手として自分を見つめる隣国の第二王子アレクシスと手を取り、誰にも決められていない未来を歩み始める。

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小説を読もう2026/09/08
  • 現在の作品婚約破棄された悪役令嬢は王家に請求書を突きつける ~今さら戻ってこいと言われても、あなたの王位はもうありません~