あらすじ
藩の保身のために存在を抹消され、帰郷後に過酷な地下牢「坪牢」へ監禁された凌霜隊の若者たち。
藩の狙いは、彼らを合法的に病死・餓死させることだった。
「国賊の身内」として全住民から迫害される中、母・滝は冷徹な経済のロジックを使い、御用商人や看守を巻き込んだ裏の流通ルートを構築する。
名誉や忠義という組織の嘘に、たった一人で立ち向かい、我が子の命を繋ぎ止めた母の「生存の戦い」を描く幕末人間ドラマ。
「本書(本作品)はフィクションです。作中に登場する人物、団体、名称、地名、事件などはすべて架空のものであり、実在するいかなる対象とも一切関係ありません。また、特定の思想・信条・宗教を支援または誹謗中傷する意図はございません。」