あらすじ
中学時代、ある事件をきっかけに「二度とカメラは回さない」と誓った元天才映像少年・秋葉廻。高校では廃部寸前の映画研究部で、埃をかぶった機材の手入れをするだけの無気力な日々を送っていた。
そんなある日の放課後、夕暮れの屋上でオールドカメラのファインダーを覗いた廻は、フェンス際で今にも消えてしまいそうな顔で街を見下ろす学園一の美少女・一ノ瀬凛を捉えてしまう。
直後、部室へ嵐のように怒鳴り込んできた凛は、廻の胸ぐらを掴んで言い放った。
「私を主演にして、文化祭でグランプリを獲る映画を撮りなさい!」
廃部を回避するため、そして彼女の強烈なペースに巻き込まれる形で始まった映画制作。だが、凛が持ち込んできたオリジナル脚本『ラスト・テイクをもう一度』には、「決して一文字も改変してはならない」という奇妙なト書きが刻まれており――。
撮影が進むにつれ、フィルムに映り込むはずのない影、マイクが拾う奇妙な周波数のノイズ。
爽快な青春部活劇の裏で、世界を巻き込む巨大な嘘と伏線が回り始める。全50話で駆け抜ける、超弩級シネマティック・サスペンス!