あらすじ
「発動条件——思考速度、0.000秒。言葉はいらない、思考だけで全てを殺(かきか)える。」
国立統合プロンプト特区『アガルタ』。
ここでは、デバイスと呼ばれる神器を用いて戦う『プロンプトバトル』が全てを決める。
学園のFランク——【最弱】と蔑まれる少年・小鳥遊頼斗(タカナシ・ライト)。
彼が手にするのは、画面がバキバキに割れた一端末のボロスマホ『Z.E.U.S.』だった。
誰もが彼を落ちこぼれと笑う中、ただ一人、頼斗を異常なまでの重い愛で守ろうとする少女・白波葵(シラナミ・アオイ)。
だが、誰も知らなかった。
頼斗のスマホに秘められた真の能力——それは、音声入力も詠唱も不要な、思考遅延ゼロの絶対神級コード【ウラノス】。
「頼むから、僕の思考についてきてくれよ——」
言葉すら介さず、わずか0.000秒の思考だけで世界の概念を書き換える最弱の覇王と、彼を絶対の防壁で支える最強の盾。
落ちこぼれの二人が、アガルタの神々と世界の理を打ち破る、概念創世の無双譚、開幕!