あらすじ
瀬川奏太、二十二歳。声優歴三年。
オーディションは落選続き。アニメに出ても「兵士A」。告知ポストのいいねは三件。
演技には自信がある。誰より練習してきた。それでも返ってくる評価は、いつも同じ。
「上手いんだけどね」
そんな奏太がある朝目覚めると――
なぜか、小柄でふわふわした美少女になっていた。
声まで完全に女の子。声優人生終了……かと思いきや、事務所から言い渡されたのは、
「お前、その姿なら売れるぞ」
という残酷な一言だった。
仕方なく「雨宮カナデ」として女性声優デビューした奏太。
すると、男時代に三年間磨き続けた演技力、少年役を取るため研究し続けた発声。そこへ圧倒的にかわいい声とルックスが加わったことで――「天才新人女性声優・雨宮カナデ」が誕生してしまう。
いきなりアニメ主演。ラジオ出演。グラビア。ASMR。ライブ。フォロワーもうなぎ登り。
男だった頃には誰も振り向いてくれなかったのに、女になった途端、
「カナデちゃん、かわいい!」
「この新人、演技うますぎない?」
と大人気。
念願だった成功を掴みながらも、本人だけはちょっと複雑。
(俺、男だった頃と同じくらいの実力なんですが……)
さらに、カナデとコンビを組む人気女性声優・黒川凜は、カナデを完全に女だと思っているため距離感がおかしい。
後ろから抱きつく。腰を抱く。耳元で囁く。同じ布団に入ってくる。
そのたびに、
「何照れてんの?」
「女同士じゃん」
中身が男のカナデだけが毎回瀕死。
しかも、カナデの本気の照れっぷりがファンに、「この二人、営業じゃなくてガチなのでは?」と大ウケしてしまい、「りんかな」の人気まで爆発する。
そして売れれば売れるほど、営業百合はエスカレート。ついには二人で同棲する冠番組まで始まって――。
ところが、カメラが止まっているのに、凜は離れてくれない。
「営業じゃなかったら、こういうことしちゃダメなの?」
売れなかった男性声優が、美少女になった途端に声優界を駆け上がる――TS×声優成り上がり×営業百合ラブコメ!
ってこういうの読みたいので、誰か似た作品あったら教えてください
※カドコミ漫画原作コンテスト【ナツガタリ'26】応募作品
※これもプロットだけ書いてほったらかしにしていた作品