あらすじ
芸術家たちの楽園、数多の画家がその才を競った黄金時代のネーデルラント連邦共和国。かつてレンブラントを見出したアムステルダムの名士にして美術愛好家、ニコラース・ティルプ博士は今また天才画家「パウルス・ポッテル」を発見し、デン・ハーグの建築界の大立者クラース・バルケネインデとともに、次世代のオランダ絵画の頂点へと押し上げようとする。父の野心に巻き込まれる形でパウルス・ポッテルの許嫁となるアドリアーナ。気が進まず反発する彼女。その時、テュルプ博士はポッテルに関する、ある秘密を明かす。
人ではなく、自然とそこに生きる命を描いて、ヨーロッパ各国宮廷とネーデルラントの黄金時代を魅了した異端の、そして夭折の天才画家、パウルス・ポッテルの閃光の生涯。