あらすじ

『稀代の毒姫』と陰で囁かれる、後宮医局・回春殿の見習い女官|蘇香蘭《そこうらん》。実の母は、かつて後宮随一と謳われながら、毒殺の濡れ衣を着せられて処刑された名医だった。ある宴の夜、妃嬪が毒に倒れた時、真っ先に毒の正体を言い当て、鮮やかにその命を救ってみせた香蘭であったが――称賛の代わりに向けられたのは、母と同じ「疑いの眼差し」。このままでは、母と同じ末路を辿るだけ……と、誰もが思ったが。香蘭に諦める気は毛頭なかった。持ち前の図太さと、母仕込みの薬学の知識を武器に、香蘭はみずから真犯人を炙り出すことを決意する。後宮でもっとも恐れられる女官による、痛快無比な雪冤ミステリー、ここに開幕。

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小説を読もう2026/09/08
  • 現在の作品稀代の毒姫ではございますが ~後宮回春殿・雪冤医薬帖~