あらすじ
あらすじ
老舗高級日本料理屋で修業に励む生真面目な見習い職人・深瀬志乃(19)は、毎週金曜日に店を訪れる客の少女・天野ゆら(18)の食べっぷりの良さに密かに好感を抱いていた。しかし、ゆらが毎回異なる中年男性を伴って来店していること、そしてそれが「パパ活」であると先輩の佐藤から知らされ、職人たちの技や店が利用されているような嫌悪感と憤りを募らせる。
その夜の閉店後、志乃は店の裏口で泥酔して倒れ込んでいるゆらを発見する。放置できず声をかけるも、足の怪我や孤独を理由に甘えてくるゆらに振り回され、結局自分のワンルームマンションへ連れ帰る羽目に。志乃が手早く作った夜食の野菜炒めを嬉しそうに頬張るゆらは、「志乃ちゃんが一人前になるまで通い続ける」と無邪気な笑顔を向ける。その言葉に一瞬胸を突かれる志乃だったが、直後にゆらの「足の怪我」が嘘だったことが発覚。まんまと一杯食わされた志乃は怒りを爆発させるのだった。
真面目な板前見習いの少女・志乃と、つかみどころのないパパ活少女・ゆらのドキドキ百合コメディ
メインキャラクター
・深瀬志乃(ふかせ しの)19・女:主人公。 真面目でまっすぐな板前見習い。普段は、きっちりまとめた黒髪に調理白衣。表情が硬く、嘘がつけない。
幼い頃から現在修行する店にやってきては「修行させてください!」とお願いをし、高校を卒業してやっと受け入れてもらった。
自由人なゆらに振り回されつつも、美味しそうに食べるゆらに心を絆される。振り回されツッコミ役。
・天野ゆら(あまの ゆら)18・女: ゆるふわな髪型に今風の華やかな露出の多いファッション。家庭環境が悪く、生きるためにパパ活をしている。「嫌なことはわすれる!」スタンス。
いつも笑顔で掴みどころがないが、ふとした瞬間に見せる寂しげな表情に、志乃は気を引かれる。志乃のようなタイプが身近におらず、反応が面白くてよくからかっている。ボケ役。
サブキャラクター
・大島(おおしま)55~60代前半・男:志乃が修行する日本料理屋の大将。志乃の父よりちょっと年上、寡黙で真面目な師匠。志乃の尊敬する人。
・佐藤(さとう)30後半・男:師範代・副料理長、独身。大将の次に偉い人。実務のリーダー。大将ほど怖くないが、技術には厳しい。志乃に現代の世相(パパ活など)を教える、叔父さん的存在。世俗的な親しみやすいおじさん。
・宮崎茜(みやざき あかね)30中盤・女:美人なお姉さん。大将、大島の姪で、別の店で板前として働いている師範代。(別の店での佐藤と同じ立場)
小さい頃から叔父の店に押し掛けてきていた志乃を見ており、可愛い姪のように思っている。ゆらとの関係に釘を刺したり、志乃が心配。