あらすじ
カドコミ漫画原作コンテスト【ナツガタリ'26】応募用
※前に書いたけど作品化しなかったプロットの供養用
■企画概要
主人公・成瀬惟を好きな、美少女五人。
成績優秀。
容姿端麗。
コミュ力も高い。
普通なら、誰が告白しても勝てそうな女たちである。
そして本人たちも、そう思っている。
玲奈。
「まあ、私でしょ」
三月。
「客観的に考えれば私です」
小春。
「最後に勝つのって幼馴染じゃん?」
ひより。
「先輩は私に告白するタイミングを待っているだけです」
レオナ。
「あたしが本気出したら一発だし」
全員、自分だけは勝ち確だと信じて疑わない。
問題は――
自 分 の 恋 に な る と 、 全 員 め ち ゃ く ち ゃ 弱 い 。
他人の恋愛なら、一瞬で作戦を見抜ける。
「その誘い方、不自然すぎ」
「そこで黙るのは悪手です」
「それ脈ありじゃなくて普通だから」
「もっと自然に距離詰めなよ」
恋愛アドバイザーとしては超有能。
しかし、いざ惟本人から予想外の一言を食らうと――
「…………」
「少々お待ちください」
「お、お邪魔します……」
「まだその段階では……!」
「そ、そう? ふふふふふ普通じゃね?」
全員、崩壊する。
しかも敗北した後も、自分の失敗だけは特殊事情として処理。
他の女が失敗した瞬間、
「やれやれ……」
と自信を取り戻し、偉そうに恋愛アドバイスを始める。
自己評価は激甘。ライバルには激辛。
誰一人、自分を反省しない。
そんな五人による、自己評価だけは永久に一位のラブコメ。
■主人公・成瀬惟
五人と普通に仲がいい男子。
序盤では誰か一人を明確に好きにはしない。
そもそも五人から好かれていることにも気づいていない。
惟から見ると、
「最近こいつら、なんか変だな」程度の認識。
一方で無意識に五人それぞれへ刺さる言葉を言うため、
全員が、
「やっぱり私が一番脈ある」と確信し続ける。
■ヒロイン:玲奈/実績型
何をやらせても勝ってきた完璧美少女。
「普通に考えて私でしょ」
成績。容姿。人気。
コミュニケーション能力。
全部高水準。
特別な恋愛テクニックなど必要ないと思っている。
※弱点は負けた経験がなさすぎて、想定外の拒絶に弱い。
ちょっと断られただけで内心大混乱。
ただし翌日には、
「昨日のは敗北ではないわ」
と完全復活しているメンタル強者系美少女。
■ヒロイン:三月/理論型
恋愛心理、行動分析、統計に強い理論派。
「客観的に計算すれば私です」
状況を設計し、最適解を選び続ければ恋愛も攻略できると思っている。
※弱点
想定外の感情入力に弱い。
惟から、「かわいい」など予定にない言葉を食らうと思考停止する。
理論は強い。
実戦に弱い。
■ヒロイン:小春/幼馴染型
惟とは子供の頃から一緒。
家にも普通に上がる。飲み物も勝手に飲む。家族とも顔馴染み。
「結局、最後は幼馴染でしょ」
他の四人には作れない年月の蓄積こそ最強だと思っている。
※弱点
恋愛として意識すると、今まで普通にできていたことができなくなる。
間接キスを意識した瞬間、飲み物すら共有できない。
最大の武器である自然な距離感を、自分で失っていく。
■ヒロイン:ひより/脈あり確信型の後輩
惟を慕う一学年下の美少女。
「先輩は告白するタイミングを見計らっています」
惟の些細な言動を高精度で脈あり判定する。
※弱点
脈あり判定はできるのに、本当に距離を詰められると逃げる。
頭の中では交際寸前。
実際に手を差し出されると、「まだ早いです!」となる。
■ヒロイン:マキ/ギャル型
距離が近く、恋愛経験豊富そうに見えるギャル。
「あたしが本気出したら一発っしょ」
男なんて少し距離を詰めれば落ちると思っている。
※弱点
攻めるのは強いが、攻められると最弱。
自分からは何でも言える。惟に一言褒められただけで壊れる。
■作品の基本サイクル
①その回のヒロインがドヤ顔。
「今回は私が勝つ」
②本当に勝ちそうになる。
③惟から予定外の一撃。
④本人固有の弱点で自爆。
⑤他ヒロイン。「やれやれ……」
⑥負けた本人まで自分を棚に上げて偉そうに恋愛講釈に参加。
⑦次に偉そうにしていた女が負ける。