あらすじ
カドコミ漫画原作コンテスト向けの作品。脚本形式となっていますので、ご了承ください。
縦組みだと読みやすくなります。
※M表記はモノローグ。
※紹介文に、設定世界観、キャラクター、を明記。
・あらすじ。
世界は反転(リバース)する。
喫茶店にて、西条アイトは犯罪者にナイフを突きつけられ人質となっていた。
アイトは人質になりながらも犯人を否定せずいたが、警察がやってきたことで犯人は取り乱し、プリンを食べていた十音字リンゴとともに、犯人の人質となって、連れていかれてしまう。
だが、そこにリンゴの兄であるセセラギが現れる。
セセラギは、特殊能力である『アルカナ』のひとつ、『世界』(ザ・ワールド)をもつリンゴを連れて帰りつつ、犯人を断罪しようとしていた。
アイトは悪人でもすぐに決めつけることを否定したが、セセラギは止まらなかった。
そのとき、リンゴがアイトを『反転世界』(リバースワールド)に連れていき、『正義』(ジャスティス)のアルカナを得させた。
なんとか犯人を助け、セセラギを止めたが、アイトはセセラギに不意を突かれ気絶。
セセラギの所属する組織、『イフリート』に捕まり、アイトはリンゴの遊び相手として70階の高層ビルで住むことになってしまった。アイトの持つ『正義』は『世界』を動かせる唯一のアルカナだった。
アイトは『世界』を持つリンゴをさらおうとする、『イブリース』との対立などを制していった。
反転世界(リバースワールド)で、アイトはイービル・ジンという人間の悪意ある精神体と戦い、苦戦を強いられる。イービル・ジンの中でも強力な上位体で、アイトはピンチに陥るが「守る」という意思で『正義』のアルカナが覚醒し、イービル・ジンを倒す。
だが、油断したところでリンゴとアイトの友人がイービル・ジンに喰われそうになる。
様子を伺っていたイフリート所属の調シズナが、助けに入りリンゴたちは助かる。
安心もつかの間、シズナはアイトにリンゴを守れないと断言。
シズナはアイトを敵視し、リンゴから遠ざけようとした。
・設定、世界観。
世界には二つの面が存在する。
物質の世界『表転世界』オブバースワールド、精神の世界『反転世界』リバースワールド。
神を模倣して作られた人間には、神の力である『アルカナ』が存在する。
しかし、物質の世界と精神の世界に分かれてしまったせいで、人間は不完全な形として誕生してしまった。
物質で作られた人間が、反転世界(リバースワールド)に行くことで、精神を『憑依』することができる。『憑依』することで、神を模倣した力であるアルカナが使えるようになる。
『ジン』、反転世界(リバースワールド)にいる精神。物質世界にいるのが人間で、その人間の精神は反転世界(リバースワールド)のジンと繋がっている。
善い、悪いが極端化したのが、イービル・ジンとライチャス・ジン。反転世界(リバースワールド)で姿を現し、人間を襲う。ジンには、下位体、中位体、上位体と強さが分かれている。
イフリート、イブリースという組織が存在し、互いに対立している。
イブリースは、『イスラーフィールの角笛』を使い、『表転世界』と『反転世界』の境界を破壊し、不完全な人類に力を与えようとしている。
イフリートはそれを阻止しようとしてる。
『イスラーフィールの角笛』の使うには、『死神』『審判』『世界』のアルカナが必要。イブリースはその三つを持つ人間を集めようとしている。
イフリートは『世界』を持つリンゴを持ち、イフリートから遠ざけるためにビルにリンゴを軟禁している。
・キャラクター。
西条アイト(せいじょう あいと)
男性、16歳。身長174センチ。
外見・黒髪、明るいがどこか暗さのある顔立ち。
性格・善い、悪いをすぐに決めることなく、正しさや間違いについて考える。三年前に両親が斯闇ユウイに殺されて以降、そう考えるようになった。両親が殺された日のことをよくフラッシュバックしてしまう。基本は明るい性格。
特徴・『正義』のアルカナを持つ。『世界』を動かすことができるのは『正義』のアルカナのみ。相手と公平にルールを結ぶことで、その結果を実現させる。一回目の覚醒で「正しさの決断(ライトネス・ディスィジョン)」を覚えた。
十音字リンゴ(じゅうおんじ りんご)
女性、16歳。身長163センチ。
外見・薄い緑の髪、表情が薄い。
性格・面白いことや楽しいことが好き、退屈やつまらないことが嫌い、とはっきりしている。自分の面白さのためなら、人の命も顧みない。プリンが好き。兄であるセセラギと『正義』のアルカナを持つアイトにしか心を開かない。
特徴・『世界』という強力なアルカナを持つ。反転世界(リバースワールド)に無条件で行くことがきる。他人からの指示は基本受けつけない。「償い(レコンペンス)」は、どんなことも成就させることができる。失敗すれば、その代償を払うことになる。
神威セセラギ(かむい せせらぎ)
男性、23歳。身長184センチ。
外見・長く白い髪、表情が硬い。
性格・罪はどんなことであれ裁くという意識が強い。イフリートの幹部のひとり、幹部の中で最も若い。リンゴの兄。苗字が違うのは、母の姓をもらっているため。『世界』のアルカナを持つ妹のリンゴには複雑な感情を抱いている。
特徴・『皇帝』のアルカナを持つ。すべての攻撃を防御する能力を持つ。防御した分、威力を上乗せして相手に返すことができる。
橘サヤ(たちばな さや)
女性、27歳。身長167センチ。
外見・シニヨンヘア、大人っぽくすっきりした顔立ち。
性格・リンゴの世話係。すべての分野をだいたいこなせる。セセラギにその能力を買われた。セセラギのことを心配に思いつつも、表には出さない。リンゴのことを「お嬢様」と呼んでいる。
特徴・『地・封殺関門』(アース・サプレスチェックポイント)のアルカナを持つ。ナイフを五本地面に刺し、五角形の結界を張れる。結界を収縮することもできる。
調シズナ(しらべ しずな)
女性、17歳。身長158センチ。
外見・黒髪ボブ、きりっとした顔立ち。
性格・強気な性格。イフリートに助けられ、それ以降はイフリートに忠誠を誓っている。古風な言い回しを時々する。イフリートにおけるリンゴの重要性を知りつつも、リンゴのことをかわいいと思っている。リンゴのことを「姫」と呼ぶ。
特徴・『火・転転往来』(ファイア・ターンターントリップ)のアルカナを持つ。巨大な手裏剣を刺したところに瞬間移動。刺す前の位置にも戻れる。最大三回前まで前回の位置に戻ることができる。
蒼霧ユイリ(あおぎり ゆいり)
女性、22歳。身長164センチ。
外見・艶のある華麗なロングヘア、顔はいいが性格悪そうな顔立ち。
性格・傲慢な性格。ただの大学生だったが、『女教皇』のアルカナを持ったことがきっかけで、イフリートに保護された。自分が選ばれた存在だと思い、贅沢を尽くすが、何事にも飽きてきている。他者を信用していない。
特徴・『女教皇』のアルカナを持つ。直感的な予知ができる。相手の考えていることも直感的に感じ取れるが、詳細まではわからない。
凩エヒト(こがらし えひと)
男性、15歳。身長171センチ。
外見・運動部らしい短めの髪、明るい顔立ち。
性格・アイトの友人。明るく、興味本位で近づくことがある。三年前、落ち込んでいたアイトに声をかけて友達になった。アイトが明るくなったきっかけを持つ。
未海雲アマネ(みみくも あまね)
女性、16歳。身長166センチ。
外見・ミディアムヘア、整った顔立ち。
性格・アイトの友人。時々語尾に「ZE」とつける変な喋り方をする。からかうことと冗談が好き。アイトとエヒトといることが楽しく、三年の付き合い。男女どっちも好き。リンゴのことを「謎の美少女」と呼んでいる。
伎紅シュウヤ(きくれ しゅうや)
男性、14歳。身長165センチ。
外見・モカカラーの髪、少年っぽさがある。
性格・サッカー少年だったが、脚を痛めてサッカーから離れていたところ、アルカナを得てイブリースに拾われた。暇つぶしになればと楽しくなるようにやっている。運動神経がいい。アイトと戦って以降、アイトことを気に入っている。リンゴのことを「世界ちゃん」と呼んでいる。
特徴・『風・疾迅』(エア・クイックスイフト)のアルカナを持つ。高速で移動できる。移動した際の硬直と次に移動するときには、左右どちらか九十度にしか曲がれない。障害物があると止まってしまう。
斯闇ユウイ(しやみ ゆうい)
男性、31歳。身長177センチ。
外見・雑なウェーブのある黒髪、薄ら笑いを浮かべている。
性格・アイトの両親を殺した殺人犯。快楽殺人者。まだ小さかったアイトにトラウマを植えつけ、育つのを楽しみにしている。精神的なこともあり、釈放され、『塔』のアルカナを持つことでイブリースに保護された。
特徴・『塔』のアルカナを持つ。塔の模型を作り出し、その範囲内では、つねに失敗する方向に相手が誘導される。巨大な塔も作れる。