あらすじ

壊れ切った物しか直せない。それが、整備士ノアのスキル【修繕】だった。 新品の手入れが仕事の名門工房では役立たず。「ガラクタしか直せない」と追放され、辿り着いたのは王都外れの廃棄場・屑山。 そこは、すべてが壊れ切った場所――つまり、すべてが直せる場所だった。 屑山には、貴族や騎士団が「直せない」と捨てた伝説級の武具が埋もれている。屑山の物は、拾った者のもの。 ノアは折れた名弓を、裂けた魔導鎧を、手仕事と耳で直し、底辺冒険者たちに貸し与えていく。 彼らが地下迷宮の下層から生還するたび、捨てた側――名門工房の工房長と騎士団は、青ざめ始める。 「あれは直らないはずだ。俺がこの手で折ったんだから」 壊れ切ったものほど、よく直る。廃棄場から始まる、再生と小気味よい逆転の職人譚。

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カクヨム
カクヨム2026/09/07
  • 現在の作品「ガラクタしか直せない」と追放された整備士の俺、王都の廃棄場に捨てられた伝説級の武具を直したら、捨てた側が青ざめ始めた ~直せない物は、まだ一つもありません~