あらすじ
高校を卒業してすぐ地元の中小企業に就職したばかりの梨久、18歳。毎朝8時に家を出て仕事に行き、定時で上がったら帰り道に必ずマクドナルドに寄って、小学6年生の妹佑菜の好きなポテトと三角チョコパイを買って帰るのが日課になっている。
兄のことが世界で一番大好きな佑菜12歳は、梨久が仕事で家にいない時間は学校から帰ってからずっとスマホを握りしめて、「今日学校でこんなことあった!」「明日の遠足のおやつ一緒に選びたい」「今晩カレー作ろう」と10分おきにメッセージを送ってくる。
仕事のデスクに座っている時も、会議中でない限り通知音が鳴ればまず開く、残業で遅くなるときは必ず先に佑菜に「今日は遅くなるから先におやつ食べてていいよ」と連絡する。家に帰ればパジャマ姿で玄関で待っている佑菜が飛びついてくる、そんな何でもなくてとても温かい兄妹の日常のお話です。