あらすじ
夏風邪で高熱を出し、寝込んでしまったママ。
四歳の結衣ちゃんは心配でたまらないけれど、パパから「今日はママをゆっくり寝かせてあげよう」と言われ、洗濯や片づけのお手伝いを張り切ることにする。
それでも、どうしてもママに何かしてあげたい。
ひとりで寝室へ向かった結衣ちゃんが思い出したのは、自分が風邪をひいた時にママがしてくれたことだった。
「ママ、びょうきだから。あったかくしたの」
小さな娘の精いっぱいの優しさが、少しだけズレながら家族を笑顔にしていく。
四歳児のまっすぐな「してあげたい」を描いた、くすっと笑えて、最後に少しあたたかくなる家族のお話です。