あらすじ

文化祭実行委員長になった。 じゃんけんで負けたから。 その日から予算表、申請書、段ボール百箱、吹奏楽部の情熱に追われ続け、気づけば授業より文化祭、人生より文化祭になっていた。 そしてある朝、影が消えた。 次に写真から消えた。 次に名前が消えた。 体重計にはこう表示された。 「概念」 青春とは何か。 文化祭とは何か。 存在とは何か。 たぶん全部どうでもいい。 ただ、誰かに覚えていてほしかった。 笑えて、ちょっと切なくて、最後に胸のどこかが静かに痛くなる。 これは文化祭に食われて概念になった少年と、最後まで手を振った少女の物語。

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エブリスタ
エブリスタ2026/09/07
  • 現在の作品文化祭実行委員長、概念になる