あらすじ
叶わぬ恋をした。
はじめからあなたは誰かのもので、
それでもなお、
いとしいあなたはセフレな彼の父親だった。
わたし、あなた、彼、三人三様の恋仕立て。
祖母の教えは世のため人のため自分のため。
アロマセラピストの笙子は、サロンの社長あきら氏を敬服しギブの精神で仕事に精を出す。
ある日、顧客の朝倉いづみから乳癌で入院すると打ち明けられ、商品の買い付けは夫の朝倉永見が来店するようになる。
いつしか共有する時間が笙子と永見を恋しくさせていく。
入院中のいづみはすぐに目を光らせ、夫の永見に釘を刺し笙子へは皮肉な手紙を出す。
禁じられた恋心は、ここでいったん急停止する。
やがていづみは他界しふたりは再会する。
衝動的で情緒的な雨の中のキス…………
も束の間、亡きいづみへの後ろめたさが消えない永見は、お元気でと笙子に伝える。
心機一転、笙子は恋心を閉じ込めて夢へと邁進していく。