あらすじ
※当作品はカドコミ漫画原作コンテスト用の作品のため、脚本形式で書いています。
《あらすじ》
記者のカリムが聖剣を取材しようとした矢先、広場に展示されていた聖剣が何者かにペンキをかけられ、テントで覆い隠されてしまう。
事件を記事にするため、唯一テントの中を覗いていた少年エディに話を聞くと、彼は「朝見に行くと聖剣は消えていた」と訴えた。
エディの証言に興味を持ったカリムは、事件の真相を追い始める。
聖剣はなぜ一度姿を消し、ペンキ塗れで戻ってきたのか。
カリムはエディと共に聞き込みを重ね、ついに村に隠された秘密へ辿り着く。
しかし、それは始まりに過ぎなかった。
王都へ戻る途中、今度は謎の集団に襲われて――。
これは、取材の先で待ち受ける数々の事件の真相を追う、記者カリムの物語。
《人物設定》
カリム
年齢:29
性別:男
職業:雑誌記者
性格:大雑把で飄々としており、仕事もよくサボる。しかし一度興味を持ったことには異常な執着を見せ、細かな違和感も見逃さず徹底的に調べ上げる。
特技:絵を描くこと
趣味:ヴィンテージの酒を集めること
外観:髪はアッシュブロンド。身だしなみに無頓着で、無精髭を生やしており、髪はボサボサ。シワのあるシャツを着ている。また、伊達メガネをかけている。
秘密:とある貴族の三男で16の時に家出した。兄の1人が治安局警備部のトップ。基本的なマナーは身についている。
エディ
年齢:10歳
性別:男
性格:勇者に憧れている。元気で明るい性格で、村のみんなに好かれている。嘘はつけず、曲がったことは嫌い。
趣味:聖剣観察
外観:天パ気味の赤毛。同年代より若干身長が低い
秘密:勇者の素質を持っている
ジェーン
年齢:36
性別:女
職業:オールス出版雑誌編集部編集長
性格:さっぱりとした性格で、口が悪い。良い記事を書くためには多少の悪事はしてもいいと思っているタイプ。新聞編集部から下に見られているため仲が悪い。
趣味:タバコ
外見:髪は金髪で肩あたりで切り揃えられてる。細身。女性には珍しいスーツを着用。
ヴァン
年齢:31
性別:男
職業:ローディス魔道具店店主兼魔道具職人
性格:神経質でパーソナルスペースが広い。過去詐欺被害を受け店を乗っ取られそうになった時にカリムに助けられたため、文句を言いつつもカリムの手助けをする。客には愛想のいい接客ができる。
特技:魔道具の修理
外見:銀髪でオールバック。背が高い。文字を読むときだけメガネをかける。
《世界観について》
時代背景
・魔石による産業革命が進む近代ファンタジー世界。文明レベルは19世紀後半相当。
・王都には人口が集中し、鉄道や通信網が発達中。
魔石
・魔術師が生成するエネルギー源。
・街灯、列車、通信機などに利用される。
通信
・魔石通文機→対となる通文機で短い文章のやり取りができる。高いが市民でも買える。
・魔石通信機→込めた魔力の分だけ声のやり取りができる。国の主要施設には必ず置いてあるが、市民は手に入らない。
勇者と魔王
・勇者が魔王を倒したことは史実。
・しかし数百年以上前の出来事であり、おとぎ話だと考える者もいる。
魔法
・魔力を持つ者は約10人に1人。そのうち魔導士として活動できるのは約5人に1人。
・国立学園を卒業すると魔導士の資格を得られ、自動的に国家に所属することになる。
・資格を持っていない者が魔法を行使することは犯罪。
魔物
・野生動物と同程度に存在する、魔法を操れる生物。
・大都市にはほとんど現れないが、辺境では人や家畜を襲うことがある。
冒険者
・魔物討伐などを請け負う民間の職業。
・本来は国の治安局の役目だが、人手不足の地域では冒険者に依頼される。
・王都では「ならず者」という印象が強く、社会的地位は低い。
オールス出版
・雑誌編集部、新聞編集部、書籍編集部がある王都で最大の出版社。
・主人公のカリムは雑誌編集部所属だが、人員不足のため他の部に駆り出されることも多い。
国の三大組織
・治安局→軍とか警備をまとめた組織
・司法局→治安局が捕まえた犯人を裁き、刑務所の管理を行う
・魔導局→魔法犯罪や違法魔道具の取り締まりを行う独立機関
治安局
・民間担当の警備部、国担当の軍事部、犯人を立件する糾問部、局内全ての雑務をやる管理部がある。
・現代でいうおまわりさんは警備部の巡察隊、現代でいう刑事は警備部の捜査隊。
身分
・王族、貴族、平民に分かれている。
・文明の発展により平民出身の商人が力をつけてきており、貴族より良い暮らしをしている者もいる。
・法で奴隷は禁止されているが、こっそり飼っている者がいる。
宗教
・至る所に教会がある。
・敬虔な信者は少なく、文化として結婚式や葬式を教会で行う者が多い。