あらすじ
父を幼い頃に亡くし、貧しい母子家庭で育った高校2年生・高梨理久。
勉強も運動も容姿も人付き合いも、何もかもが人より少しだけ上手くいかない。
けれど「もっと不幸な人はいる」と言われ続け、苦しいと口にすることさえやめていた。そんな理久は、生き続ける未来に希望を見つけられず、ある深夜、自ら人生を終えるため札幌郊外の山へ向かう。
そこで出会ったのは、星を見るため1人で山を訪れていたクラスメイト・春凪すずだった。今日すら好きになれない少年と、当たり前のように明日の話をする少女。
これは、未来を諦めた少年が、もう一度「明日」を待てるようになるまでの物語。