あらすじ

明治維新が起こらなかった日本。 江戸の世はそのまま続き、徳川の治世のもと、日本は海外との交流を慎重に広げていった。 そして平成元年を迎えるはずだった年、新たな元号が定められる。 ――刀成。 刀と文明が共存する、太平の時代。 刃ある刀を帯刀するには「刀許証」が必要となり、刀を鍛えることができるのも、政府公認の調刀師だけ。 そんな刀成の世で、かつて雪華一門から破門された刀匠が残した七振りの刀が、長い年月を経て再び姿を現す。 雪のように白く、美しい刀身。 しかし、その刀には人を斬る力があった。 白鬼、白狐、白夜、白蘭、白霧、白狼、そして白雪。 ――斬雪刀。 六振りが血に染まる中、最後の一振り「白雪」を守っていたのは、イギリスの少女フローラ・スノー。 そして、破門者の血を引き、白鬼を受け継いだ男――オーガ・クロフォード・サカキ。 刀とは、何のためにあるのか。 斬るためか。 守るためか。 美を残すためか。 刀成の世で起きた、七振りの白い刀を巡る物語。 これは、血に染まった刀と、最後まで血に染まらなかった刀の物語。 ――無血還刀。

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カクヨム
カクヨム2026/09/07
  • 現在の作品刀成~SAMURAI SOUL~