あらすじ

「お姉さま。セドリック様を私にちょうだい」 ドレスも宝石も、日当たりのいい部屋も。 妹ロザリーに欲しがられるたび、アデルは両親から「姉なのだから」と譲ることを求められてきた。 けれど、婚約者だけは譲れない。 辺境の結界を支える花・ラヴェリアを守り続けてきたアデルにとって、手紙を通じてその仕事を認めてくれた辺境伯セドリックは、かけがえのない人だった。 「私は、セドリック様と結婚したいです。この婚約は、誰にも譲りません」 初めて口にした拒絶を、彼は迷わず支持してくれた。 ところがそのとき、ラヴェリアのつながりが突然途切れる。 「あの花畑は、白薔薇に植え替えたの」 妹が奪ったのは、ただの花畑ではなかった。 崩れ始めた結界。迫りくる魔物。 アデルはセドリックとともに、大切な土地と花を救うために駆け出す。 もう、黙って奪わせはしない。 守り続けてきたものも、この人と生きる未来も。 家族に尽くしてきた花守令嬢が、自分の幸せを選び取る、恋と共闘の物語。 【全6話/毎日21時更新/9月12日完結予定】

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小説を読もう2026/09/07
  • 現在の作品白薔薇の妹に婚約者をねだられましたが、辺境伯様はラヴェリアの花守をご所望です