あらすじ
【登場人物』
アレン(主人公):辺境の村で育った平民の青年。剣、盾、攻撃魔法、癒やしの魔法を高水準で扱う万能型。ただし自分を特別だとは思っておらず、努力して身につけた技術を惜しみなく他人へ教える。魔王討伐隊では戦闘だけでなく野営や炊事などの雑用も担った。身分にかかわらず困っている者を助けようとする。
レオニス:セレディア王国の第一王子。剣の達人として知られる、魔王討伐隊の名目上の隊長。表向きは気さくで民思いだが、王族としての名誉と権威を何より重視する。
バルガス・グランツ:王国有数の盾使いで、グランツ伯爵家の嫡男。魔王討伐隊の盾役。アレンから盾の構えや衝撃の逃がし方を教わった。魔王討伐後は「王国の大盾」と呼ばれる英雄になる。
ルドルフ:名門貴族出身の剣士。王子に次ぐ剣の使い手。
セレナ:宮廷魔法使い。攻撃魔法を得意とする。
エレシア:教会が認定した聖女。癒やしの魔法を使う。常に柔らかな笑みを浮かべている。
ミラ:アレンの故郷の村で唯一生き残った十歳前後の少女。村へ来たのは襲撃の数日前で、行き倒れていたところを村人に保護された。身寄りも行く場所もないという。
魔王ゼルガード:南方の魔王国を治める魔王。王国からは、民を虐げる残虐な支配者だと説明されている。