あらすじ
瑞穂皇国の養成校で、雷属性の少女・鳴神葵は「珍しいだけで威力は平々凡々」と嘲笑される『蒼雷』の使い手だった。悔しさを噛み締めながらも、葵は威力ではなく精密さを磨く道を選ぶ。
だがある日、帝国の非道な実験によって相棒・煉の家族が惨殺され、絶望した煉は「黒炎」を纏い姿を消してしまう。
数年後、世界大戦の最中に煉の生存を知った葵は、彼を取り戻すため雷帝の座に挑む。相手の"歪み"だけを断つ紫電の技を確立し、史上最年少・女性初の雷帝へと戴冠した葵は、三国同盟を率いて帝国へ進軍する。
要塞の最奥で待っていたのは、機械化され洗脳された煉の姿だった。葵の一閃が、すべての歪みを断ち切るとき――。
嘲笑された少女の泥臭い努力が、世界を救う光となる。王道成長ファンタジー、堂々完結。