あらすじ

「婚約破棄はお受けしますので、お花をいただけませんか」 伯爵令嬢コレットは、花が好きだ。 珍しい花なら、なおさら好きだ。 ある朝、助けた妖精から「今日の日没まで、恋の嘘をついた人の頭に花が咲く」という、少々変わったお礼をもらった。 その午後、婚約者が別の女性を連れて現れる。 「僕は彼女を心から愛している!」 ――彼の頭に咲いたのは、絶滅したはずの金冠百合だった。 どうしよう。婚約破棄より、採取を急ぎたい。 鋏を握ったコレットを止めたのは、温室の持ち主であるアーヴィン公爵。 いつも植物の話を聞いてくれる彼は、今日も落ち着いていた。 ところが「その髪飾りは、母に頼まれて贈った」と話した途端、公爵の頭にも花が咲いてしまい――。 花のためなら遠慮を忘れる令嬢と、彼女にだけ隠し事のある公爵の、一日限りの花咲くラブコメディ。

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小説を読もう2026/09/07
  • 現在の作品婚約破棄より採取が先です。元婚約者の頭に、絶滅したはずの花が咲いています