あらすじ
頼れる先輩として、職場ではいつも「完璧」を演じてきた成美。
人に頼ることも、甘えることも知らず、自分ひとりで生きてきた。
そんな彼女の前に現れたのは、ぶっきらぼうで強引。けれど、誰よりも自分を見てくれる男・幸也だった。
「お前は一人でなんでもするだろ? だから俺の横に来い」
幸也の腕の中で初めて知った、甘やかされる温もり。
一人でいることが当たり前だった成美の日常は、少しずつ変わっていく。
互いにかけがえのない存在となり、幸せな同棲生活を始めた二人。
――しかしその矢先、成美の幸せを妬む、歪んだ悪意が二人に迫り始める。
大切だからこそ、すれ違ってしまう。
守りたいからこそ、言えなくなる。
一人で生きていける二人は、果たして「二人で生きる」という選択にたどり着けるのか。
これは、甘え方を知らなかった私が、独占欲いっぱいの彼に愛されながら、「本当の私」を見つけていく恋の物語。