あらすじ
2026年9月7日。
会社員の高瀬直人のもとに、一通のメールが届いた。
送信者は――高瀬直人。
送信日時は、一年後の2027年9月7日。
そして本文には、こう書かれていた。
『一年後、お前は俺を殺す』
悪戯だと思った直人だったが、メールには三年前に死んだ親友・佐伯悠真に関する、誰にも話していないはずの内容が記されていた。
さらに翌週。
未来の自分から、二通目のメールが届く。
そこには、数日後に起こる出来事が書かれていた。
そして、その予言は現実になる。
毎週届く未来からのメール。
少しずつ明らかになる、親友の死。
そして、三年前の「あの日」の電話。
一年後。
直人は、最初のメールに書かれていた言葉の本当の意味を知ることになる。
――これは、過去を変える物語ではない。
一人の男が、過去と向き合うための一年間の物語。