あらすじ

俺が手に入れた能力は【クエスト付与】。 他人にクエストを与え、達成した相手のステータスを上昇させることができる。 ただし、自分には使えない。 他人を強くして何が楽しいんだ。 そう思って、ずっと使わずにいた。 ――ある日、ネットで危険なチャレンジについての記事を見るまでは。 簡単な指示から始め、少しずつ要求をエスカレートさせていく。 それを読んだ俺は思った。 脅迫の代わりに、本物の「報酬」があったら? クエストを達成するたびに可愛くなる。 頭が良くなる。 コンプレックスが一つずつ消えていく。 そんな報酬が本当にもらえるなら、人はどこまでクエストを続けるのだろう。 実験相手に選んだのは、隣の席の三浦琴音。 最初のクエストは、ただ友達に「おはよう」と言うだけ。 もちろん彼女はまだ知らない。 これから表示されるクエストが、少しずつ俺に関するものへ変わっていくことを。 そして俺に話しかけ、俺と帰り、俺に触れるたびに報酬を与えられ続けた彼女が――最後に俺のことをどう感じるようになるのかを。

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カクヨム
カクヨム2026/09/07
  • 現在の作品ブサイクな俺が【クエスト付与】で隣の席の女子を洗脳するまで