あらすじ
ウクライナ東部チャシウ・ヤールの激戦地で、日本人フォトジャーナリストの蒼井玲奈は、負傷した志願兵オレクサンドル(アレク)と出会う。
命を預け合い急速に惹かれ合う二人だったが、玲奈の任務はスーダン、中東、ミャンマーへと転戦を強いられ、戦火は幾度となく二人を引き裂く。
しかし、二人の前に立ち塞がったのは戦場の砲火だけではなかった。
【人物紹介】
・蒼井 玲奈(あおい れいな) / 28歳
フリーランスの戦場フォトジャーナリスト兼NGO「国境なき声」現地コーディネーター。過去に事故で家族を亡くし、「誰かの生きた証や最期を記録すること」でしか生きられない虚無感を抱えていたが、アレクとの出会いで「未来を繋ぐこと」への希望を見出していく。
・オレクサンドル(アレク) / 20代後半
元キーウの高校歴史教師で、家族や教え子を奪われペンを銃に持ち替えたウクライナ領土防衛隊の志願兵。戦況の荒波に揉まれながらも玲奈を庇い支えようとするが、その背後にはある疑惑が付きまとう。